看護部
当院では一般病床に加えてCCU（冠疾患集中治療室）とHCU（ハイケアユニット）があります。CCUは８床あり、主に重症心疾患の患者さまをCCU専属の看護師が24時間体制で看護しております。日常的に研修の機会を設け、看護レベルの向上を計っています。
疾病の性格上、終始緊張感が強いられますが、スタッフ一同誇りを持って勤務に臨んでいます。
薬剤部
現在、当院では５名の薬剤師が勤務しております。調剤や服薬指導を通じて入院中の患者さまの薬物療法を支援しています。心筋梗塞の患者さまに対しては、服薬指導をリハビリのプログラムに組み込んで、医師や看護師と緊密な連携の下に行っています。確実に、安心して服薬をしていただくために、十分な理解が得られるまで説明することを心がけています。
栄養科
栄養科は、入院患者さまへの食事の提供や、入院及び外来の患者さまの栄養指導を行っています。
平成18年４月より、栄養サポートチームを発足し、「食べて治す」を目標に、入院中の患者さまの個々のニーズにあった食事作りを心がけています。 栄養指導では、急性心筋梗塞や狭心症、糖尿病、高血圧症、高脂血症の患者さまが、食事療法を無理なくできるように､個々のライフスタイルにあわせたサポートをしています。また、病気は生活習慣と密接に関わっているため、患者さま
にその重要性について認識を深めていただくように努めています。
検査室
患者さまより採取された血液や尿を分析したり、輸血に関する検査を行う検体検査と、心電図検査など直接患者さまの検査を行う生理検査を行うことが主な業務です。迅速かつ正確な検査結果を提供できるよう、一人一人が細心の注意を払って業務に励んでいます。また医療事故対策委員会、院内感染対策委員会、褥瘡委員会、輸血療法委員会、栄養サポートチームなどチーム医療活動も積極的に行っています。
放射線科
虚血性心疾患の診断に核医学検査（心筋シンチグラフィー）を行ったり、冠動脈造影検査や経皮的冠動脈形成術施行の際には常に待機しております。深夜の緊急呼び出しにも対応し、治療の一翼を担っています。
臨床工学科
近年医療機器の高度化にはめざましいものがあり、当院でも人工心肺装置をはじめとする生命維持装置や血液浄化装置、人工呼吸器、輸液ポンプなど、多様な機器を使用します。臨床工学技士はこれらの機器の操作、保守管理を担当しております。また、冠動脈造影検査や経皮的冠動脈形成術施行の際には、緊急の場合に備え常に待機しています。